ALL FOR ONE (Tutti per uno e uno per tutti)!

まもなくある映画は公開されます。
和名『栄光のマイヨジョーヌ
原題『All for One(
万人は一人のために)』

この映画はオーストラリア発のドキュメンタリー映画でプロサイクリング・ロードレースチームのグリーンエッジ(現ミッチェルトン・スコット)の成り立ちと苦難を乗り越えるための過程を紹介する作品としてなかなか面白い。
内容は、2011年の発足から2016年までの5年間、レースと練習風景を記録する密着型ドキュメンタリー映画です。
特に注目してほしいのが、プロサイクリング・ロードレースチームのこの独特な哲学:
「一人は万人のために,万人は一人のために」

チームは勝利のため、一丸となって戦うという精神です。本来、日本に強く根付いているはずの精神です。個人技の光る他のスポーツと比べて、自転車競技はまさに軍隊。ヨーロッパから遠く離れ、ゼロ始まったこのチームの冒険はいかに難しいものだったか。チームの険悪なムードをどう立て直すか、どうやって適切な人材を配置するか、毎日は修羅場でまさに戦場です。

そもそも最初から映画館で上映するための作品にしようと考えなかったので、詰め詰めの内容になっていますが、プロチームの裏側を丸裸にする映画として興味深い。
公開時期はあまり長くないので、きちんと手洗いとうがいをして、映画館まで見に行っってください。
いよいよ
今月末2/28(金)より全国順次公開。

追伸
和名に苦言(笑)!
ツール・ド・おフランス崇拝主義の日本!他に歴史のある立派なレースがたくさんあるので、きちんと尊敬を払いましょう。原題のままでよかった(笑)